神棚 Vol.2

初めて神棚や神具を揃える時、飾り方やお供えは何を準備すればいいのかわからないと思います。今回は神棚のお供えものについてお話しさせて頂きます。

神棚を設置する場所や方角については前回お話しさせていただきました。それではどんな神棚を選ぶのがいいのかですが、お仏壇と同じで神棚にもさまざまな種類があり、材質の違いや形状や大きさ、デザインの違い、モダンな雰囲気の神棚までご用意されています。

大きさなどには決まり自体はありませんので、設置する場所の広さや雰囲気に合わせたものを選択しましょう。選ぶ大きさによっては飾ることのできる神具なども限定されてしまいます。

一般的な大きさの神棚を前提にお供えするものをご説明します。

お供え

神棚へお供えする物のことを神饌(しんせん)といいまして、神様のお食事を意味しています。一般的には神社で祈祷を受けたお札と榊や米、塩、水、酒をお供えします。

米・塩・水は人間が生きる上で最低限必要なものです。自然や恵みに感謝して神様へお返しするという意味が込められています。

お米

お米は一番重要なお供え物です。生米や洗米をお供えしますが、炊いたものでも構いません。
炊いたお米をお供えする場合は、炊きあがって手を付けていないものを最初にお供えします。また、お赤飯や炊き込みご飯でも構いませんがお肉が入っているものは厳禁です。

神具で洗米皿というお皿がありますので、それにのせてお供えします。ちなみにお供えした神饌は召し上がっていただいて構いません。 食べない場合は庭に撒いたりしますが、白い紙に包んで処分なさっても問題ありません。

お塩

お塩の種類に決まりはありませんが、盛り塩にしてお供えするので粗塩がよいでしょう。食塩はさらさらしていますので盛り塩には適していませんし、粗塩は母なる海の海水と火によって作り出されるということからもお供えに向いているお塩と言えるのではないでしょうか。
また、お塩はお清めの意味もあります。

お水

初水をお供えします。初水は朝最初の水ですので、一般のご家庭では水道からでる最初のお水ということになります。

用意するのが難しい場合は初水ではなくて構いません。最近はウォーターサーバーやミネラルウォーターでお供えする方もいらっしゃいます。

お供えには水器や水玉という神具を使用すると良いでしょう。神具でガラスの器もありますので、ガラスのコップでも構いません。

神様へお供えするお酒は御神酒といい、読み方は「ごしんしゅ」や「おみき」と読みます。

祭礼などでは御神酒を神前にお供えし、祭礼終了時に御神酒をいただくのですが、その時は「おみき」と呼んでいます。

お供えするお酒の種類ですが、やはりお米から出来ている日本酒がおすすめです。 瓶子という神具に入れてお供えします。

榊は「榊立」という神具を使用してお供えします。常にみずみずしい状態の榊を一対でお飾りし、葉が弱り枯れそうになったら取り替えます。
取り替えた古い榊は塩でお清めし、白い紙に包んで処分します。

榊は良く水を吸いますので、こまめな水替えが必要です。
日本では古来より神域に榊を飾って神事を行ってきました。神道では葉先の尖った植物に「神様の力が宿る」と考えられてきたためです。

お供え物はいつ交換

毎日交換できれば一番良いのですが、難しい場合は何日と何日に交換するなど決めておくのがよいでしょう。

月初めの1日と15日に交換する方が一般的に多くみられます。毎日交換する方は、私たちの朝食より先にお供えして神様に召し上がって頂きます。神饌は神様の食事ですから、お守り頂いていることに感謝してお供えさせて頂くことが大切です。

神棚は家族の平穏やお店・会社の発展や安全を祈願するものです。

出来れば毎日神饌を交換し、榊のお手入れをして、神棚に礼拝してから一日をはじめることで、日中穏やかな気持ちで過ごせることでしょう。


この記事を書いた人

店長
  • 店長   食欲旺盛でお腹周りが気になる今日この頃。 宜しくお願い致します。
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