終活で「メルカリ」を使うシニア世代が急増中!その訳とは?

フリーマーケットアプリケーションの「メルカリ」はご存知でしょうか?

「メルカリ」とは匿名配送で中古商品など個人同士の売り買いを、スマホからの簡単な手続きだけで行えるとして普及したサービスです。今や月間2000万人以上が活用しているそうで、自分の不要品を必要としている人に届けられる(販売できる)人気のサービスです。

この様なアプリだけに、使っている人は若い人ばかりと思いきや、シニア世代にもユーザーが急増しているというのです。背景にあるのは、人生の「幕引き」に向けた「終活」が関係あるというのです。どういうことなのか深掘りして行きましょう。

メルカリで売る目的は、お金だけではない

シニア世代が「メルカリ」で品物を売る目的は、お金だけではないらしいのです。身の回りの整理、「生前整理」と「セカンドライフの趣味」などを兼ねた、まさに「終活」というのです。

メルカリ「終活関連」の出品が年々増加!

株式会社メルカリは、2020年4月から2021年3月の1年間におけるフリマアプリ「メルカリ」取引データの分析を行いました。その結果、60代以上の年間利用者数が前年比約1.4倍、年間出品商品総数は前年比約1.6倍になり日に日に増加しているというのです。

また、購入や出品のやり方が学べる「メルカリ教室」は、2020年2月地点では250拠点以上で開催され、年間2万人以上の受講者がいるとのこと。これほどまでにシニア層に急激に注目されているのが現在の「メルカリ」なのです。

品物の「価値観を共有した人が購入」がポイント!

不要な物や、整理したいものをただ捨てるのは忍びないですよね。使いたい人がいるのであれば、ぜひ使ってほしい。と考えるのも、物が少ない時代を生き抜いてきたシニア世代の気持ちと合致しています。

以前は不要な物を売りたければ、中古ブランド品の買い取り会社やリサイクルショップに持ち込むしかなかったのです。

買い取り会社は、お金と交換したあとは、誰が買ってくれたのか、はたまた売れたのかどうかすらもわからない。リサイクルショップも、お客さんがたまたま店に来て、見つけてくれるのを待つ受動的な仕組みです。何より買取金額が、業者に二束三文で買いたたかれるのが気に食わないのです。

持ち込んだ品物の価値を、「平均化した価値観」にはめ込まれ、そこから業者の高額な販売手数料をも差し引かれ、僅かな金額しか手元に残らないのがリサイクルショップなのです。

だが「メルカリ」では、買ってくれた人と直接やりとりを行うことが出来ます。

こちらのコメントで価値を伝えることが出来るのもメリットの一つです。価値観を共有した人が購入してくれることになり、これまでとは大きく違う。品物が到着して、落札者に喜ばれると、売れた収入と相まってなんとも言えない充実感があるというのです。

良いところばかり書きましたが、落札者とのやり取りや、梱包、発送など手のかかる事も多く大変な作業です。

だがそれを上回る価値が「メルカリ」にはあるのでしょう。

これを機に「メルカリ」に挑戦してみてはどうでしょうか?

メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ(https://www.mercari.com/jp/)


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ハクルリ

ハクルリ

座右の銘は「先駆け」。マイブームは休みの日に愛犬を連れて行くドックラン巡りです。


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