永代供養墓(合葬墓)は後悔する人が多いってホント?

全国各地の小売石材店等で組織する全国石製品協同組合にて、2018年10月お墓を所有している全国40歳以上の男女1202名を対象に「お墓を建てた後に 後悔したことに関するアンケート調査」を実施していました。

この調査結果によりますと、

墓所を求めて「後悔がない」と回答した割合が、

「一般墓地(平面墓地)」 → 74.5%

「永代供養墓」      →※38.7%

「室内墓」        → 55.9%

「樹木葬」        → 58.3%

これらを見ると「永代供養墓」が※38.7%とかなり低く、気になる結果です。

前の年との比較(「後悔がない」と回答)

「一般墓地(平面墓地)」 昨年は73.7% →今年74.5%( +1ポイント)

「永代供養墓」    昨年は44.4% →今年38.7%(※▲6ポイント)

「室内墓」      昨年24%   →今年55.9%( +32ポイント)

「樹木葬」      昨年22.7%  →今年58.3%( +35ポイント)

これを見ると、唯一ポイントを下げている※のが「永代供養墓」なのです。

前の年は44.4%が「後悔はない」と回答しているのに比べ、2018年は「38.7%」と近年急激にポイントを下げています。

「永代供養墓」のどこがこの要因となったのでしょう?

違う霊園・寺にすれば良かった!?

「違う霊園・寺にすれば良かった」 という設問では、

一般墓地所有者は、:2.7% (←昨年5% ←2年前5.6%)

永代供養墓は、  :5.3% (←昨年16%←2年前29.4%)

室内墓は、    :11.8% (←昨年31% ←2年前31.1%)

樹木葬は、    :16.7% (←昨年20.5%←2年前38.9%)

これを見ると、上の結果とは矛盾する結果のように感じます。

「永代供養墓」は以前は珍しかったが、今や多くの寺院や墓地が設置しており一般化しています。

その事により比較対象できるものを多く見かける様になったことにより、新しい永代供養墓にすれば良かったと考える方が多いのではないでしょうか。

筆者はこれが要因で前のアンケートの結果かと考えていました。

ですがこのアンケートを見る限りその様な事は無いようです。

とは言え、一般墓地 も含め、永代供養墓 ・室内墓・樹木葬への不満が改善されてきている傾向が見て取れます。一般墓以外の供養も一般化し、そのシステム自体の不安は解消されているのではないでしょうか。

実は「一般墓地」が満足度が一番!

注目すべき点はアンケートの結果を見ても、やはり「一般墓地」の満足度がダントツに高いところです。

一般墓は価格も高いし、管理も大変!というイメージが先行しています。

ですが今では、比較的安価で抑えられる墓地も出ており、墓地の検索サイトも多く存在しています。

根気よく探してみれば条件にあう墓地も見つける事は可能な筈です。

「一般墓地(平面墓地)」が底堅く満足度の高さを維持していることは、日本人のお墓に対する想いは今も昔も変化がないことを表しているのではないでしょうか。


 従来の「一般墓地」が、継承者への負担等の理由で選択肢から外されるのがお墓の選びの傾向であると言われるが、その他の形態の墓地を選んだ所有者が満足してしていないことから、後悔しないためにも、慎重にお墓選びを行っていただきたい。

筆者の考えでは、アンケートで答えた人も実は「永代供養墓」を嫌っている訳ではなく、

最近の「樹木葬」や「室内墓」などの急激な普及による情報から、

「樹木葬の方が良かったかな・・・」

「室内墓の方が便利そうだな・・・」

と新しい物に興味を持ったことにより、このような結果になったと思われます。

結局、最後に決めるのは亡くなる方ではなく、残された家族です。

残される家族の気持ちの切り替えに必要な時間や、予算、お墓詣りに行ける頻度など、話し合って自分も含めた家族全員の最適を探していきましょう。

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