「里帰り終活」親と一緒に葬儀場の見学に行くのは有りですか?

せっかく夏休みに里帰りして来たので、今後のことを考えて親と一緒に葬儀場の見学に行くのは有りですか?
大いに「有り」ですし、むしろ非常におすすめです。
昔は「生前に葬儀の話をするなんて縁起が悪い」と敬遠されがちでしたが、現代では理想の最期を迎えるための前向きな「終活」の一環として、親子で見学に行くケースがとても増えています。
親子で一緒に行くメリットや、スムーズに見学するためのポイントをまとめました。
親と一緒に葬儀場を見学するメリット
1. 親の「本音」や希望が直接聞ける
「家族だけで静かに送ってほしい」「祭壇にはこの花を飾ってほしい」「あの曲を流してほしい」など、パンフレットを見ているだけでは出ないような具体的な希望が、実際の会場を見ることで自然と引き出されます。
2. 遺族側の負担(費用や動線)をあらかじめ把握できる

葬儀の際、遺族は悲しみの中で慣れない手続きや準備を急ペースで進めなければなりません。事前に親と一緒に足を運び、「費用の見積もり」「駅からのアクセス」「控室の設備(泊まれるか、バリアフリーか)」などを確認しておくことで、いざという時の精神的・肉体的負担を劇的に減らすことができます。
3. スタッフの対応や雰囲気を肌で感じられる

葬儀の満足度は、施設の綺麗さだけでなく「スタッフの対応」に大きく左右されます。親と一緒に直接話をすることで、「この人たちなら大切な最期を安心してお任せできるか」を冷静に判断できます。
親を誘うとき・見学するときのポイント
誘い方や進め方には少しだけ配慮が必要です。
- 切り出し方は「もしもの時のため」と優しく 「万が一の時に慌てて変な葬儀社を選びたくないから、私の安心のために一緒についてきてほしい」というように、「残される子ども側の目線」でお願いすると、親御さんも嫌な気持ちにならずに応じやすくなります。
- イベントや「フェア」を活用する 多くの葬儀場では、定期的に「見学フェア」や「終活相談会」を開催しています。こうしたイベント日は、試食会や記念品プレゼントなどがあり、お祭り感覚でフラットに参加できるため、心理的なハードルが下がります。
- 見積もりは必ず持ち帰る 見学に行くとその場で見積もりを作ってもらえます。親の希望を反映したプランの価格を把握し、家に持ち帰って家族でゆっくり見直す時間を持ちましょう。

家族が離れて暮らしている場合は特に、帰省などのタイミングを合わせて「ちょっと行ってみない?」と声をかけてみるのがおすすめです。お互いの価値観を共有できる、とても有意義な時間になるかもしれません。

