【緊急解説】大雨特別警報が出たとき、高齢者が命を守るためにとるべき最優先行動

近年、温暖化の影響により「線状降水帯」などに発生で警戒レベル5に相当する大雨特別警報が発令されるのも目にするようになってきました。

「大雨特別警報(警戒レベル5相当)」とは、数十年に一度の大雨で命の危険が目の前に迫っている緊急事態を示す情報とされています。本来であれば「警戒レベル3(高齢者等避難)」の段階で退避を完了しているのが理想ですが、万が一特別警報が発令されてしまった場合は、一刻を争う判断が求められます。   

高齢者本人や、そのご家族が知っておくべき「命を守る行動」をまとめました。


1. 屋外への避難(立ち退き避難)は危険!原則「垂直避難」を選択

特別警報が出るレベルの大雨では、すでに道路が冠水していた

り、土砂崩れが発生していたりする可能性が極めて高くなります。風雨が激しい中の移動は、転倒や用水路への転落リスクが高く危険です。

  • 2階以上の部屋へ移動する(垂直避難):1階が浸水する危険があるため、可能な限り上の階へ移動します。
  • 崖や斜面から離れた部屋に移動する:土砂災害の危険がある場合、山や崖とは反対側の部屋で過ごします。

2. すでに浸水が始まっている場合の対応

水が足元まで迫っている場合、外へ出ようとせず家の中で最も安全な場所を確保してください。

  • 高所へ移動する:家具の上に登るなど、少しでも高い場所へ避難します。
  • 救助要請:119番通報をするか、近隣住民や自治体に助けを求めます。

3. ご家族・周囲の方ができるサポート

離れて暮らすご家族やご近所の方は、以下の対応で命を守るサポートを行ってください。

  • 無理な移動を止めさせる:「今から避難所に行くのは危険だから、2階の安全な部屋に移動して」と具体的に指示を出します。
  • 安否確認と救助要請の代行:ご本人が電話操作できない場合に備え、状況を聞き取り代わりに警察・消防へ通報します。


次回への備え:特別警報「前」の行動が命を分ける

大雨特別警報(レベル5)が出てからでは、できる行動が著しく制限されます。今後のために、以下の警戒レベルに応じた行動を再確認しておきましょう。   

  • 警戒レベル3(高齢者等避難)【この段階で避難開始】

高齢者や移動に時間がかかる方は、安全な場所(指定避難所や安全な親戚宅など)へ移動を完了させる。   

  • 警戒レベル4(避難指示):危険な場所にいる全員が避難を完了するタイミング。   

日頃からハザードマップで自宅の危険度を確認し、警戒レベル3が発表された段階で余裕をもって避難行動を起こすことが、何よりも重要です。   


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ハクルリ

ハクルリ

座右の銘は「先駆け」。マイブームは休みの日に愛犬を連れて行くドックラン巡り。


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