石原慎太郎さんの「遺言状」

作家であり、政治家の「石原慎太郎」さんが、令和4年2月1日の午前、逝去されました。

89歳だったそうです。

作家としては、一橋大学在学中の1956年に文壇デビュー作『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞。その後『処刑の部屋』『聖餐』といった鋭く世相を切り取った作品を発表。1969年に『日本について語ろう』で文藝春秋読者賞を受賞。1970年には『化石の森』で芸術選奨文部大臣賞。1988年には『生還』で平林たい子文学賞を受賞。弟である裕次郎さんを題材にした『弟』は1996年に120万部を売り上げ、毎日出版文化賞特別賞を受賞。2001年『わが人生の時の人々』で、またも文藝春秋読者賞を受賞と数々の栄誉を手にしました。

政治家としての活躍も華々しく、環境庁長官、運輸大臣、東京都知事、衆議院議員、日本維新の会代表、共同代表、次世代の党最高顧問などを歴任されました。

石原さんは晩年、2度の脳梗塞や膵臓がんなどを患い、闘病生活を送っていたとのことで、その頃から死生観に関する発言が多くなったそうです。

その石原さんは遺言として「葬式不要、戒名不要。我が骨は必ず海に散らせ」と残しました。

石原さんらしい言葉です。

石原さんは生前、「ことさらに来世なるものを信じている訳でもないが、次に何に生れ変ってこの世に現われたいかといえば、いつか相模湾の外れの三つ石崎の沖合いの潮目で出会ったような巨きな離れ鯨になりたい気がしている」と鯨になって、自由気ままに世界中の大海原を泳ぐ姿を想像すると「心が弾む」と自ら出版した本に記していたとのこと。

自分の逝去後も自分の人生として、自ら決めておく。まさに「終活」ですね。

皆様も、石原さんのように自らの死後は新たな始まりとして考え「終活」をすることにより、生きている今もその目標の過程となり、心豊かに過ごせるのではないでしょうか。

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