ペットを失った時どうする?

一時のペットブームに勢いはピークを過ぎたとはいえ、コロナの影響もあってペットブームが再来しているようです。

その家族の一員であるペットが亡くなってしまったら、どの様な選択肢があるのだろうか?その前にペットに関する調査を見ていきましょう。

ペット保険などを扱っている「保険のクリニック」の調べによるとペットを飼っている人は約30%!一人暮らしをしているとペットを飼いたくなると、聞いたことがありますが、意外にも単身者よりもご家族の方が飼っている割合が高いのです。

世界にも目をやってみましょう。

ペットを飼っている割合は、日本は「ワースト3」!

※GetNavi web より転載

地域別にペットの飼育率を見てみると、最もペットが飼われているのは中南米。

・アルゼンチン80%

・メキシコ80%

・ブラジル75%

の人がペットを飼っているようです。

中南米3か国のあとには、

・ロシア(73%)

・アメリカ(70%)

が続いています。

一方、ペットの飼育率が低かったのはアジアの3か国で、

・韓国(31%)

・香港(35%)

・日本(37%)

という結果になっています。

韓国や中国は犬を食べる習慣がある地域もあることを考えると、先進国である日本のペットを飼っている割合は意外と低いのです。

室内飼いは世界の非常識!?

世界では、犬や猫を家の中に閉じ込めるべきではないと云うのが常識です。動物にはその動物本来の本能や自由があるのだから、そこを考えず室内に閉じ込める日本の飼い方は非常識だと言います。実験動物などが狭い空間に閉じ込められるのと同じと捉えているようです。

だが日本人には日本人なりの言い分があります。

「放し飼いは法律で禁止されている。」

「マンションやアパート住まいの家庭も多い。」

「庭で飼うことも可能な家庭もあるだろうが、ほとんどの家は自由と言えるほどの庭の広さを持っていない。」

「また外で買えば、日本の夏は熱中症で人間が死ぬことがある程の酷暑である。」

「冬は氷点下を下回る。」

「外で飼えば野鳥などからの細菌の持ち込みや虫刺され、健康を害する物も口にする。」

「雑菌も多い。」

「動物同士の喧嘩などの可能性もある。」

イコール=「間違いなく寿命を削られる。」

これらを考えると、日本流のペットの幸せとは、やはり「室内飼い」なのである。それ以外の選択肢は無いと言っても過言では無いです。

日本では、外で飼っていると逆に「虐待」とされる場合もあるのです。

室内飼いで家族の絆が強く、弔い方も他国とは違う。

日本では、室内飼いだからこそ、毎日の散歩などコミュニケーションを密にします。また、飼い主がペットに対する愛情も家族並です。

ペットにかける年間支出額平均も犬が34万円、猫だと16万円と多く、ペットの体調管理や、体調が悪そうであれば、すぐに気付き動物病院などに連れていくのも日本流なのです。(海外の動物病院の医療費が高いのも原因にありそうですが・・・)

この様に家族同然に過ごしたペットを亡くした時のショックも大きく、そのペットロスを癒すために何かできないか?と考える人も多いと思われます。

そのニーズに答えるために、現在では様々な供養の仕方やサービスがあり、ペット弔い方の選択肢は多種多様になっています。ペットにかける年間支出額が増えるのに伴って、亡くなってからかけるお金も増加傾向にあるのが現状なのです。

その支出先である、ペットの供養に関するものは、別の機会に特集します。お楽しみに!


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ハクルリ

ハクルリ

座右の銘は「先駆け」。マイブームは休みの日に愛犬を連れて行くドックラン巡りです。


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