「老化」と「認知症よ!」“さようなら~” 体や脳の老化は「水分不足」に起因するってご存知でしたか?

今から4~5年前だったと思いますが、脳の水分量を測定して頂くチャンスが有り測定の結果、何と私の脳の水分量不足が判明し認知症発症リスクが高くなるそうでショックを受けました。

そこで今回は「体と脳」の水分についてお話しいたします。

あなたの「水分量」は大丈夫?

人間の体の約60%は水分です。言い換えれば、体重の60%は水分になります。

骨も筋肉も、脳も内臓も、細胞も血液も、そして生命も、すべてはそれだけの「水」があってこそ維持されているのです。

ただ、体を構成する水分の割合は年齢によって変わってきます。

生れたばかりの赤ちゃんで約80%、子どもで約70%、成人で約60%。高齢者では約50%と、年齢を重ねるにつれて徐々に割合が低くなっていくといわれています。

年を重ねるにしたがって体に溜め込める水の量が減っていく。体をつくるベース、命を支えるベースである水が不足していきます。

これが「老化」なのです。加齢による肉体の衰え、脳の衰えの元凶を突き詰めれば、すべてが「水分不足」に行き着くともいえます。

認知症を引き起こす原因は「脳の脱水状態」

厚生労働省の推計によると、2025年には65歳以上の5.4人に1人が、2040年には4.1人に1人が認知症になると予測されています。

私たちが認知症に大きな不安を抱くのは「認知症になったら治らない!」と考えられているからです。現代医療では、薬によって進行を遅らせることはできても、完治させることはできないというのが認知症についての定説となっております。

しかし、そんなことはありません。しっかり水を飲んで体内の水分不足を解消するケアを実践すれば、認知症の症状を大きく改善させることができます。

国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授は「十分な水分摂取を行うだけで認知症の7割はその症状が消失し治る」と述べています。

では、どれくらいの水分摂取が必要なのでしょうか?

1日:1500ml以上の水分摂取で、認知症に顕著な改善がみられると言われています。

ただし、高齢者の水分補給は麦茶や水がおすすめ! コーヒーはNGです。

高齢者は水分が必要だと感じる機能が低下したり、水分を多く取り過ぎるとトイレが近くなりそうと心配になったり、水分摂取を拒む方も少なくありません。

高齢者の1日に必要な水分摂取量を念頭に置き、その人に合った方法で適切な水分量の摂取が大切です。

高齢者が水分補給を拒否したら?

・好きな飲み物を用意する
・家の中でも水筒を側に置いておく
・果物やスープなどの水分量の多い食事にする
・飲む回数を増やして一回の量を少なくする

また、不安や混乱、興奮状態などの認知症の症状は水分不足とも関係があり、適切な量の水分摂取で症状が改善した例もあります。

山下哲司『なぜ水を飲むだけで「認知症」が改善するのか 1日1.5リットルの水分補給が命を救う』(KADOKAWA)より抜粋

私は調理の水や飲料水の水質にこだわりがあり水道水は14~5年飲んでいませんが、水分量へのこだわりが無く確かに水分不足です。

「老化や認知症」とさようならをするために

最近、記憶力低下が気になり、これじゃ~ダメじゃんと言うわけで1日1500mlの水分摂取で「体と脳」の老化防止に努めています。

人生100年時代! 活き活き生活をエンジョイしたいものですね。


この記事を書いた人

悠香

終活カウンセラーの悠香です。 東日本大震災をきっかけに孤独死防止に取り組み終活を広める活動を行っております。 趣味は神社巡りと器の見て歩きを楽しんでおります。

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