福島県 会津若松市「紅葉も! ソウルフードも! 猫さんもっ!」

福島県 会津若松市「紅葉も! ソウルフードも! 猫さんもっ!」

錦の絨毯が広がる、目にも鮮やかな紅葉の季節になりました。今回は、昨年11月上旬にツーリングで伺った会津中央付近をご紹介。ひとくくりに会津といっても、とても広い観光地… とても一日で周りきることはできません。会津中央の南方面にある人気のソウルフード店に寄りながら、紅葉を楽しむ日帰りスポットをご紹介します。
天高く、馬肥ゆる秋… おたまも肥えます(´艸`)

1|広すぎる会津ゆえ、ビュースポットも盛り沢山!
2|晩秋ツーリングは、冷えた体をラーメンで温める!
3|味噌ラーメンに牛乳♪優しい味わいのミルクみそラーメン
4|芦ノ牧温泉駅
5|南に足を伸ばして、塔のへつり
6|まとめ

1|広すぎる会津。ビュースポットも盛り沢山!

福島の秋といえば、ビュースポットを徐行してくれる会津線や只見線が有名ですね。様々なラッピングや特別車両での観光を楽しめるのも魅力の一つです。

福島県中通りと新潟県に挟まれた会津地方は、福島県のほぼ半分といっても過言ではない広大な面積を誇る地域。その面積は、愛知県や千葉県がすっぽり収まるほど広いそう。それゆえに一日では周りきることはできず、都度様々な地域に足を運んでしまう魅惑の観光スポット。会津地方は、中央、東、西、南、北と5エリアに分けて様々なサイトで紹介されています。

  • 中央…会津若松市・会津美里町・会津坂下町・湯川村
  • 東…猪苗代町・磐梯町・北塩原村
  • 西…柳津町・三島町・昭和村・金山町
  • 南…下郷町・南会津町・只見町・檜枝岐村
  • 北…喜多方市・西会津町
美しいビュースポット満載の会津観光公式サイトです。極上といわれる美しさの全貌をクリックして見てみましょう!! 会津の虜になること、間違いなし!

会津17市町村を知るサイトがこちら!「あったんです。まだ、極上の日本が。極上の会津」。ひろ~い会津を各観光協会の情報を5エリアに分け網羅し、見て楽しい、そして行ってみたくなる総合サイトです。今回ご紹介するエリアは、中央エリアの会津若松市の南方面と南エリアの下郷町。下郷町観光協会の公式サイトではライブカメラもあり、紅葉状況も一目瞭然!2023年の紅葉は10月下旬~11月上旬とのこと。美味しいものを食べながら、日本の絶景「会津の紅葉」を見に行ってみませんか。

2|晩秋ツーリングは、冷えた体をラーメンで温める!

行列の絶えない人気店。創業90余年、地元の方にも愛されるお店です。駐車場はお店から芦ノ牧温泉駅方向に歩いて3分程度のところ。バイク専用駐車場もあり、メッセージボードも用意されていました!

ラーメン激戦区 福島のラーメンといえば喜多方が有名ですが… 会津方面には喜多方ラーメンと会津ラーメンがあるそう。違いが今一つ掴めませんが、広い会津地方ゆえ分けることで差別化を図っているのかもしれません。ラーメンカテゴリーはさておき… ラーメン激戦区会津方面。おたまのお気に入りは牛乳屋食堂! 地元はもとより、県外からもラーツー(ラーメンツーリング)スポットとしても有名な牛乳屋食堂さんは、グルメサイトでも常に上位ランキングの人気店。何度か伺っているのですが、いつも安定の美味しさを提供してくださいます。

牛乳屋食堂創業の歴史写真。昭和世代には堪らない風情のある写真ですね。戦前から初代の味を守り続けていただき、ありがとうございます!

食堂なのに、牛乳って?という方へ… 名前の由来は大正時代に遡ります。駅前で牛乳を販売していたという、初代のお店。鉄道の開通に伴い人の往来も多くなり、初代女将キヨノさんが「人々の食を満たしてあげたい!」とご近所の中国から来られた方に教わり、本場「支那そば」を提供。牛乳屋さんの食堂という事もあり、「牛乳屋食堂」と呼ばれ、まもなく1世紀。暖簾と名前を守り続け、美味しい食事を提供してくれているのです。

3|味噌ラーメンに牛乳♪優しい味わいのミルクみそラーメン

メニューは一例!定食にできる一品料理も揃ってますよ♪ 餃子も本場のレシピを受け継ぎ提供し続けているそう。※メニューは2022年10月のものです

現在では、4代目女将が切り盛りする牛乳屋食堂。その味を守りながら進化させているという事もあり、シンプルメニューからオリジナルメニューまで豊富なラインナップ。その中でも、おたまの推しは「ミルクみそラーメン」一択。野菜の旨味がたっぷりで、みそラーメンだけどまろやかで優しい味わい♪ 地元の方は、別途販売されている追い牛乳(美味しいと評判の酪王牛乳)をされていました。横目で見ながら… やられた!と思うおたま。次回は、追い牛乳させていただきます (〃艸〃)ムフッ そして、会津といえばソースかつ丼。代々継ぎ足しの秘伝のタレは、とんかつ特有の旨味が溶けだした「これだけでもご飯が進む」魔法ダレ。ミニ~単品、セットと選べるのもありがたいかぎりです。

向かいには、自宅でも牛乳屋さんの味を楽しむことができるお土産屋さんが!お持ち帰りや冷蔵で地方発送にも対応!

4|芦ノ牧温泉駅

イラストレーターのくまみねさんが描くらぶ駅長とぴーち施設長、そして仕事猫・現場猫の大ファンのおたま。リアルらぶ駅長に会いに行ってきました!が…

お腹も満たされ、今回のもう一つの目的地!お店から徒歩3分、ネコ駅長で有名な会津鉄道の「芦ノ牧温泉駅」へ。仕事猫・現場猫でおなじみのイラストレーターくまみねさんが、らぶ駅長とピーチ施設長を描き話題沸騰中の駅なのです。伺った時には駅舎内が花の香りに満たされ不思議な雰囲気を感じたのですが… 伺う1か月前にらぶ駅長が8歳という若さで永い眠りについたそう。日が経ってもキレイなお花がたくさん飾られており、沢山の方が芦ノ牧温泉駅駅長らぶちゃんを偲ぶ献花をお供えされていました。会えると思ったのに… 残念です。らぶ駅長、最後までお勤めお疲れ様でした。
いまは、らぶちゃんの妹「さくらちゃん」がアテンダントとして皆様のお迎え・お見送りを元気に担当!また会いに行ってきたいです♪
\NEWS/なんと、2023年10月24日 アテンダントのさくらちゃんが「3代目名誉駅長就任!就任式は11月5日に…」というニュースが飛び込んできました(=^・^=) 会いに行くからね!さくら駅長!!

偶然にも観光列車OZATOROが入ってきてビックリ!!! 駅舎から牛乳屋食堂が位置する山並みもきれいな会津の秋の景色でした。

会津鉄道は、会津田島駅から西若松までの間が電車NG区間。なんと気動車(ディーセル車)で運行しているのです。架線のない線路の景色… 自然と調和して時間がゆっくりと流れるようなとても素敵な景色でした。そして!寄った時間にタイミングよくあの車両が到着!! 四季の会津を楽しめる特別車両「OZATORO(お座敷展望列車)」が入ってきたのです(;’’∀’’) トロッコ席の車窓は、春から秋の期間はスケルトンの特別感ある人気車両。自然が織りなす美しい紅葉や街並みをダイレクトに眺めながらゆったりと移動することができるそう。芦ノ牧温泉駅をハブにして、南へ・北へ移動して戻ってくるのも贅沢な巡り方かもしれませんね。会津鉄道 気動車に関する詳しい情報は、今でもらぶ駅長が詳しく丁寧に教えてくれていますのでご興味のある方はぜひ、こちらのページも見てみてくださいね!

5|南に足を伸ばして、塔のへつり

1943年に国の天然記念物に指定。対岸までは吊り橋で渡るようになるので、高いところが苦手な方は、手すりにしっかり掴まって上を見ながらお進みください…

牛乳屋食堂さんから車で約20分の所にあるのが、大川羽鳥県立公園 大川ラインの一番の景勝地「塔のへつり」。会津鉄道芦ノ牧温泉駅からも乗り換えなしで塔のへつり駅へ約20分で向かうことができ、駅からは徒歩約350m。鉄道の旅でも好アクセスです。 へつりとは、方言で「危険な崖」のこと。断崖が織り成す荒々しい景色と相対する美しい景観が調和する有名な観光スポットです。吊り橋から見渡せる地形は、100万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返し創り出されたものだそう。初夏には新緑と藤の花が織りなす絶景が、秋には様々な針葉樹や広葉樹が色づき美しいグラデーションの絶景が、皆さまをお迎えします。奇岩にはそれぞれ16の名前がついており、一部の岩間をつたって散策することも可能だそうです。下郷町観光協会の公式サイトではライブビューカメラも設置!紅葉状況をいち早くチェックして、秋の行楽へお出かけください。

6|まとめ

見どころ満載!会津!! 春夏秋冬それぞれに美しい景色を楽しむことができるエリアです。

関東から東北へ向かう山側の玄関口に位置する福島県会津地方。山々に囲まれ四季折々の地域風情を楽しめる懐かしくもあり、新しさもある東北屈指の観光スポットです。冒頭でもお伝えしましたが「とにかく広い、会津地方」ですが、それぞれの地域が独自に築き上げてきた風土文化の違いも見どころの一つ。今回ご紹介したのは、ピンポイントの観光スポット情報(;^_^A  まだまだ見どころ盛りだくさんのエリアです。

山頂などでは既に紅葉が始まっているようですが、麓の山々ではこれから見ごろを迎えます。上から下へゆっくりと時間をかけて色づく錦の絨毯を、温泉あり・歴史あり・美味しい郷土食あり… 歴史の町 会津でご覧になられてみてはいかがでしょう。

アクセス

牛乳屋食堂
住所:〒969-5122 福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343
電話:0242-92-2512
営業:月~日曜日/11時00分~15時00分 17時00分~20時00分
※火曜日/11時00分~15時00分
定休日/水曜日
公式サイトhttp://www.gyunyuya.jp/
Twitter https://twitter.com/_gyunyuya

芦ノ牧温泉駅
住所:〒969-5122 福島県会津若松市大戸町上三寄香塩
電話:0242-92-3766 (対応は8:30~17:00)
公式サイトhttps://aizutetsudo.jp/station/ashinomakionsen/
Instagram https://www.instagram.com/ashinomakionseneki/

塔のへつり(下郷町観光協会 公式サイト内)
住所:〒969-5345 福島県南会津郡下郷町大字塩生字大石1000番地
電話:0241-69-1144 
公式サイトhttps://shimogo.jp/
Twitter https://twitter.com/shimogokanko/

※冬季は、安全対策のため吊り橋をクローズしております。
※施設詳細・営業時間・店休日などは公式サイト・SNSにてご確認ください


この記事を書いた人

おたま

おたま 

体が動くうちに、と一念発起!大型自動二輪免許を50代前半で取得しました。温泉、日本酒とクラフトビール、釣った魚で作る料理が何よりの大好物。「ココロとカラダがヨロコブことを」が信条です。 何卒宜しくお願い致します。

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