家を売ってそのまま住む!リースバックとは?

今回は、不動産に関する内容です。

筆者の取得しただけで1回も役に立たなかった宅地建物取引士の知識がやっと役に立つ日が来ました(笑)

皆さま「リースバック」をご存知ですか?

終活を考えている年代の方がご自宅を「リースバック」をする方が増えているというのです。

さて「リースバック」とはなんでしょう? 

説明して行きましょう!

リースバックとは

リースバックとは、

・自分の持ち家を第3者に売却し、

・現金を手に入れ、

・売った相手に賃料を支払い、

・売った後もその家に住み続けることです。

なんか都合の良い話ですよね!

ですが世の中には、自分が住むために住宅を買う人ばかりではありません。

収益物件として住宅や不動産を買う投資家や業者が多く存在するのです。

不動産投資を行う人は不動産価値の上昇による利益を見込むパターンと、収益物件として第三者に貸し出し利益を得るパターンその両方があります。

リースバックは「第三者に貸し出し利益を得る」パターンですね。

通常、今回のテーマの様な収益物件を購入する場合には借り手や家賃収入を増加し、一回あたりの居住年数を伸ばす為に、リフォームなどの追加投資が必要となります。

また、不動産へ依頼すれば仲介手数料や、すぐに入居が決まらなければ宣伝広告費もかかるのです。

ですがリースバックでは、物件に初期投資した時点にてすでに借りる人が決まっており、しかもリフォームなどの追加投資も必要ないなんて、投資する側にとってなんてありがたい事でしょうか。

追加投資が無いので、買う側のメリットも大きいのです。

リースバックのメリット・デメリット

自分は老い先短く、あと10年くらいしか住めないだろうと考えていれば、リースバックはお得でしょう!

1000万円で販売して、家賃は6万円とすれば、

家賃が72万円の10年間で、支払合計720万円なので、販売価格1000万円から差し引けば280万円の余裕が出ます。

280万円もあれば、悩んでいたお葬式からお墓まで準備が出来るかもしません。

また、住宅ローンも販売金で完済できるかもしれません。

ですが、現代は人生100年時代!

都合よくタイミング良く死ねないのも現実なのです。

あと10年で死ぬつもりが、30年生きてしまったら、住宅ローンを払った方が良かったなんてなりかねません。

樹木希林さんの著書にも合った様に、終活で断捨離を行う人が増えて来ています。

地方の空き家も社会問題になってます。

良く考えて終活も進めないと、長生きした時の人生プランが狂う可能性も出て来ます。

それらを踏まえ、終活やリースバックを進めるのか否かを決める必要がありそうです。


この記事を書いた人

ハクルリ

ハクルリ

座右の銘は「先駆け」。マイブームは休みの日に愛犬を連れて行くドックラン巡りです。


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